【パリモーターショー10】仏自動車誌、iPhoneアプリで公式ガイド…報道向けも
エンタープライズ
その他
注目記事

各メーカーの名前をクリックすると、個別の解説や写真、ビデオが閲覧できるほか、開場時刻・入場料・パビリオン見取り図・アクセスといった基本情報も盛り込まれている。
プロ向けのページも開設されており、こちらは9月30日から始まる報道関係者公開日における各メーカーのプレス・コンファレンスの開始時刻が確認できる。
また、別売りで「オトプリュス」記者による、見どころ解説オーディオガイドも1.59ユーロ(約180円)でダウンロードできる。
参考までに「オトプリュス」の本誌は、週刊の自動車誌。中綴じで、価格は1.9ユーロ(約210円)。イタリアを本拠とする出版社のフランス法人「モンダドーリ・フランス」が1988年から発行している。公的機関調べによる1号あたりの発行部数は約29万6000部。読者数は約234万5000人である。ニューモデル速報や試乗記のほか、車検、中古車、レジャーまで、幅広い記事内容が特徴だ。速度違反取締り機の設置地点情報もフランス人ドライバーの間で定評がある。
なお、2年前の2008年には、未発売の新型ルノー『メガーヌ』の情報を不正に入手したとして、記者が産業スパイ容疑で拘留される事件があった。
「オトプリュス」は現在もフランスの自動車誌の中ではトップクラスの人気を維持しているものの、2年前に100近くあったページ数は現在、広告減などにより号によって70数ページにまで減少している。
今回のiPhone/iPod touchへのアプローチは、6月に伊『クアトロルオーテ』誌が『iPad』版配信を開始したのとともに、欧州自動車各誌がたとえ即座に安定したビジネスモデルを確立できなくても、生き残りの道を模索していることを表している。
《大矢アキオ@レスポンス》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
iPadのWi-Fiモデル、9月17日から中国で発売開始
IT・デジタル -
カメラが付いた新型iPod touchの体感レポート
IT・デジタル -
米アップル、リリース後48時間でSNS機能「Ping」に100万人が参加!
IT・デジタル -
iPod 事故、バッテリー交換件数が5227件に…経産省
エンタープライズ -
大幅な進化!新型iPod nanoはマルチタッチ採用
IT・デジタル -
iPod touch 新型---GPSは搭載無し
IT・デジタル -
新デザインの「iPod shuffle」は4800円から!
IT・デジタル -
iPhoneアプリ「ガンダムAR」がアップデート!
IT・デジタル -
写真で見る新型iPodの数々
IT・デジタル -
iOSとiTunesも強化、アップル・イベントの詳報
IT・デジタル -
アップルが新型iPodを発表……iPod touchはカメラ付き、iPod nanoはマルチタッチ画面へ
IT・デジタル