共同購入型クーポンサイトの「Qpod」「Piku」の訪問者数が200万人を突破……ネットレイティングス調べ
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共同購入型クーポンサイト(グルーポン型サイト)は、規定の購入者数に達した場合に対象商品の割引クーポンが取得できるサービスで、米国で急成長しているECサイトの分野となる。米国での人気の高まりを受けて、日本でも、Pikuが2010年4月に、QpodとQponが2010年6月に、グルピとTOKUPOが2010年7月にサービスを開始するなど、次々と共同購入型クーポンサイトが生まれている。
ネットレイティングスでは、ニールセン・オンライン(Nielsen Online) が提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2010年8月データを集計。それによると、2010年8月における主な共同購入型クーポンサイトの訪問者数を見たところ、Qpodは237万人に、Pikuは201万人となっていた。
また各クーポンサイトの直前参照サイト(当核サイトを訪れる直前に閲覧ていたサイト)を見たところ、様々なポイント系サイトが上位にランクインしていたという。クーポンサイトの会員登録を行うことで各ポイント系サイトのポイントが獲得できるといったプロモーションが行われており、その効果が如実に表れていることが明らかとなった。
ネットレイティングス社シニアアナリストの鈴木成典氏は「日本でも最近数ヶ月の間に数十もの共同購入型クーポンサイトがオープンし、また、そのなかでも多くの訪問者を獲得しているQpodが米国グルーポン社に買収されるなど、目まぐるしい動きを見せています。訪問者数の多かったサイトの直前参照サイトを調べたところ、様々なポイント系サイトがランクインしており、中には10種類以上のポイントサイトを利用しているサービスもありました。日本ではまだ共同購入型クーポンサイトに対する馴染みが薄いため、各サイトが認知の獲得に努めている段階でしょう」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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