富士通、りそなグループの部門業務システムをプライベートクラウドで構築
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
本システムでは、仮想化技術によるサーバ統合を行い、IAサーバの台数を従来の約5分の1に集約した。またサーバリソースをはじめとするハードウェアやミドルウェア・構築・導入・運用のすべてを、利用するCPUノード数およびストレージ容量数などに応じて富士通が課金する従量課金サービスを採用し、ICT投資の最適化を実現した。クラウド基盤に採用されたブレードサーバ「PRIMERGY BX900」は、業務の状況に合わせ、サーバリソースの追加変更などに柔軟に対応でき、拡張性の高いシステムとなっているとのこと。
富士通のクラウド構築専門部隊により短期間でICT基盤を構築、LCMサービスセンターによる高品質なクラウド向け運用管理サービスを提供した。これにより、プライベートクラウドの高品質・高信頼の運用を実現するだけでなく、効率的なシステム運用、TCO(Total Cost of Ownership: 総所有管理経費)の最適化、ICT管理者の負荷軽減などを可能にしたとしている。
りそなグループでは「真のリテールバンクの確立」を経営方針に掲げ、経営をサポートする情報システムに関しても、システム構築のスピードアップやコスト削減に取り組んでいる。一方富士通は、りそなグループの経営パートナーとして、今後もクラウドをはじめとする最先端のICT技術を継続的に提供する。
《冨岡晶》
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