同社は、2002年6月に設立した独立系の映像機器メーカーで、2004年から自社ブランド「Dawin(ダ・ウィン)」などの開発・製造・輸入販売を主体に展開。近年では低価格帯の液晶テレビ、地デジチューナーなどを手がけ、かつてはイオングループや西友に製品が採用され話題となった。2008年5月期の年売上高は約151億3千万円を計上していた。
一方で2009年11月に、イオンに納入していた18.5型液晶テレビの一部において、電源ボードに使用した部品に不具合品が混入し発煙。これにより返品が相次ぎ、資金繰りが急速に悪化、今回の事態に至ったとしている。従業員数は60名。