富士通、UC環境をネット経由で提供する「統合コミュニケーションサービス」販売開始
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「統合コミュニケーションサービス」は、電話中/会議中/不在などの相手の状況を管理するサーバ、IP電話、PCと業務やグループウェアと連携するサーバなどを、ネットワーク経由で利用するもの。システムの運用については富士通がデータセンターで行う。また、同社のクラウド基盤との柔軟なインターフェイス連携も可能で、業務アプリケーションと本サービスを利用することで業務プロセスの効率化も実現できる見込みだ。同社の「ワークプレイス-LCMサービス」内のサービスとして位置づけられ、IP電話機などの機器調達や運用についても、対応する。マルチキャリア通信サービス網「FENICS」を利用することで、顧客企業の要件に合わせてネットワーク環境の最適化も実現する。
なお、このサービスは、2009年4月に発表されたシスコシステムズ社とのユニファイド コミュニケーション分野における戦略提携に基づくもので、シスコシステムズ社製品をベースとし、富士通の製品開発やサービス提供におけるノウハウを組み合わせたサービスとなっている。シスコと富士通は2004年より戦略提携し、共同でソリューションやサービスを提供している。統合コミュニケーションサービスの価格は、500内線利用時で1内線1,800円~/月(IP電話機のレンタル費含む)。今後3年間で導入企業300社40万回線を目指す。
《冨岡晶》
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