シマンテック、「ノートン360バージョン5.0」パブリックベータ版を公開
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「ノートン360」は、最新世代のレピュテーションベースのセキュリティ技術を始め、「ノートン インターネット セキュリティ2011」に搭載されるセキュリティ保護テクノロジーと機能のすべてを統合した製品。最新テクノロジーを用いることで、ダウンロードしたファイルの詳細な特性を確認し、ユーザーの使用ブラウザ、インスタントメッセンジャー、またはファイル共有プログラムの種類を問わず、未知の悪質プログラムを高速に検出して阻止可能とした。昨年よりレピュテーション機能を提供開始して以来、1兆件以上の評価がもたらされているという。
その他のセキュリティ機能として、「ダウンロード インサイト2.0」や「SONAR 3」なども搭載。「ダウンロード インサイト」は、最新のレピュテーションシステムを使用して、ダウンロードされたすべてのファイルを実行する前にマルウェアの有無を検査する。「SONAR 3」は、その他のセキュリティ機能を回避するように開発された新たな台頭する脅威に対する“ゼロデイ保護”を提供する。「ノートン360」ベータでは「システム インサイト2.0」が統合されており、システムリソースを過剰に使用してPCの速度を低下させるプログラムを特定できる、新しいプロアクティブなパフォーマンス監視機能を提供するという。
ノートン360 パブリックベータ版は、パソコンユーザーにパソコンの包括的な自動保護を「一度設定すればあとは操作不要」というパッケージ状態で提供され、コアのセキュリティ機能の他に、個人情報保護、自動バックアップ、PCチューンナップ機能を備えている。また、フィッシング対策機能、ノートンIDセーフ、およびノートン セーフウェブのサイト評価機能を使用することで、消費者は、より安心してオンラインショッピングやオンラインバンキングを行うことができるとのこと。ノートン360には、大切なファイルや写真をオンラインでバックアップし、ウェブ上のどこからでもリストア、あるいはアクセスできる機能もある。さらに、パソコンのパフォーマンス向上を目的として設計されたPCチューンナップテクノロジーは、ユーザーがより多くの時間を必要な業務に費やせるようにし、パソコンの起動やアプリケーションのロードの待ち時間を短縮する。
ノートン360の新しいユーザーインターフェースでは、新しいデザインのシンプルな単一画面に各種設定、セキュリティコントロール、パソコンの保護およびパフォーマンスステータスに関する情報がまとめられている。また、今年は新たに脅威活動マップが追加された。この機能では、ノートンが検出した最新の脅威に関する分刻みの最新情報を提供し、それらの脅威からユーザーを保護する。この脅威活動マップは、今現在も世界中でネット犯罪が発生しているという事実を浮き彫りにし、ネットの安全性に真剣に取り組む必要があることをユーザーに再確認させる。この新しいユーザーインターフェースでは、家族向け保護者機能サービスのノートン オンライン ファミリーや検索結果ページ上でウェブサイトをクリックする前に安全でないサイトを警告するノートンセーフ ウェブにワンクリックでアクセスすることもできる。
《池本淳》
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