富士通、省エネ法基準のエネルギー消費効率64%減の高機能スイッチを販売開始
ブロードバンド
テクノロジー
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
デル、中堅中小企業向け「PowerVault」「PowerConnect」新製品を発表
-
NEC、ギガビットイーサネット・スタッカブル・レイヤ2スイッチ「UNIVERGE QX-S5200シリーズ」を発売

新製品は「SR-S316TL1」「SR-S308TL1」の2機種。環境に配慮した製品設計を強化することで、省エネ法が定める省エネ性能が優れているスイッチの基準値と比べて、エネルギー消費効率64%減の省電力化を実現した。装置内に内蔵したセンサーによって消費電力を監視でき、測定した消費電力はSNMP(Simple Network Management Protocol)によって確認できる。さらに、未使用ポートについては、消費電力を自動的に抑止する設計になっているなど、運用状況に合わせた省電力を実現した。なお新機種は、同社の環境配慮型の製品であるスーパーグリーン製品に認定されているとのこと。
機能面では、高機能スイッチ「SR-Sシリーズ」の高度なネットワーク認証や高信頼機能をサポートする。すべてのポートで1ギガビットインターフェイスに対応しており、「SR-S316TL1」は16ポート、「SR-S308TL1」は8ポートを標準搭載。また、光インターフェイスに対応したSFPポートを、それぞれ2ポート、1ポートずつ標準搭載しており、システム規模、業務内容に合わせた製品選択が可能。販売価格(税別)はSR-S316TL1が106,000円、SR-S308TL1が60,000円。
なお省エネ法は、エネルギー(熱量/熱/電気)使用の合理化に関する法律で、以前は自動車やテレビなどが対象とされていたが、2009年7月にボックス型レイヤー2スイッチも対象に指定された。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/