「児童ポルノコレクター」、国内に2万人も……ネットエージェント、Share利用者を調査
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
2010年9月27・28日の両日、全国21都道府県による児童買春・ポルノ禁止法違反の一斉取締りにより、ファイル共有ソフト(P2P)を利用して児童ポルノを共有目的で所持していた18人が一斉逮捕された。同社では独自の調査システムを用いて実態を調査。児童ポルノを収集するために、趣向の似ている利用者同士がお互いにファイルを共有しやすくするために設定する「クラスタ」に、児童ポルノ関連の用語を設定している利用者を“コレクター”としてカウントした。
その結果、Shareの利用者のうち2万人以上が児童ポルノを収集するためにShareを利用しているという実態があきらかとなった(10月3日時点で24978人)。Shareの利用者数は約10万人規模であると見られており、2割以上の利用者がこうした児童ポルノのコレクターであることを表しているという。また、調査結果を見る限り、9月の全国一斉取締りによる児童ポルノコレクターへの抑止効果は、限定的だとしている。
※[訂正]初出時より発表内容の変更があったため、より正確を期すため、記述・図版を最新のものに差し替えました。
《冨岡晶》
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