NEC、統合エンタープライズサーバ「NX7700iシリーズ」新製品を発売
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新製品は、CPUを最大4プロセッサー(16コア)搭載可能な「NX7700i/7020M-16」、最大8プロセッサー(32コア)搭載可能な「同 /7040M-32」、および最大16プロセッサー(64コア)搭載可能なハイエンドモデル「同/7080H-64」の計3機種。スーパーコンピュータやメインフレーム開発で培った高信頼性・高可用性技術を採用し、メインフレームと同等の堅牢性を実現した。またデータ転送時のエラーを高精度で検出するチェック回路を備えた、新規自社開発チップセットを搭載。CPUとチップセット間のインターフェイス部分にもエラー検出・データ再送機能を搭載し、システムトラブルのリスクを低減させた。さらに電源やファンなどを個々の基盤に搭載し、各基盤の間を高速インターコネクトケーブルで接続する新設計を採用。各基盤の独立性を高め、万一の障害時の影響範囲を限定することを可能とした。
HDDやファンなどの各部品をモジュール化しているため、装置の前面・背面から部品の交換を簡単に行うことが可能。HDD、電源、I/Oカード、ファンなどのモジュールは、縮退運転時のオンライン(電源投入状態)保守交換も可能。また、障害個所や障害原因を迅速に特定可能にする、自己診断・解析機能、詳細ログ採取機能などを強化した。
価格はNX7700i/7020M-16が8,812,000円~、NX7700i/7040M-32が17,526,000円~、NX7700i/7080H-64が38,298,000円~。7020M-16は2010年11月下旬、7040M-32および7080H-64は2011年2月下旬より出荷を開始する。
《冨岡晶》
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