マカフィー、仮想化環境に特化したセキュリティプラットフォーム「McAfee MOVE」提供開始
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「MOVE」は、マカフィーとパートナーが互いに利用できるセキュリティプラットフォーム。各ハイパーバイザーベンダーの開発方式を共通化し、各仮想マシンの外にセキュリティポリシーチェックなどの資源集約的作業をオフロードすることで、仮想化環境に特化したセキュリティを実現させた。共通パスを許可することで、あらゆる主要ハイパーバイザーベンダーに対応することが可能。セキュリティマネジメントコンソール「McAfee ePolicy Orchestrator(ePO)」と統合することで、企業全体のセキュリティを確保し、管理を行う。また、ハイパーバイザー全体の状態に基づいて、各作業のスケジューリングの最適化にも対応した。
MOVEソリューションの第1弾として、仮想デスクトップと同一ハイパーバイザーで動作するウイルス対策ソリューション「MOVE Anti Virus for Virtual Desktops」と、ハイパーバイザーのリソース使用状況に応じて仮想サーバのウイルス対策を実行する「MOVE Anti Virus for Virtual Servers」の2ソリューションが提供される。今後は、その対象領域をアプリケーションコントロールやファイル整合性モニタリング、ファイアウォールなどへと広げると同時に、パートナー各社にオープンソースを提供していく予定。
MOVE Anti Virusでは、仮想インフラストラクチャーにおけるセキュリティ運用効率を向上させたほか、仮想デスクトップ環境でのウイルススキャニングリソースを削減させた。サポートしている仮想環境はCitrix XenDesktop、VMware View、サーバではCitrix XenServer 5.5、VMware 4.0など。価格は1ライセンス2,520円(税込、最低11ライセンス、初年度サポート料込)から。MOVE Anti Virus for Virtual Serversは1ライセンス50,400円(税込、最低1ライセンス、初年度サポート料込)から。
《冨岡晶》
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