【ITS世界会議10】ドライバーの健康状態を読み取る座席 アイシン精機
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安全走行を実現するうえで、もっとも注意しなければならない要素のひとつにドライバーの健康状態がある。たとえ自動車が高性能であっても、ドライバーが存在する限りドライバーの適切な判断と、それに伴う運転技術が安全性を左右することになる。
これまでは、ドライバーの顔を検知し、睡眠が必要な場合など変化を読み取って、車両側から休憩を促すシステムなどがあった。
今回アイシン精機が提案する技術は、ドライバーの心拍機能や呼吸状態、運転姿勢を読み取り、健康な状態で運転しているかをリルタイムに検知する。
この技術を実現しているのは、電極を多数搭載した独自開発の運転座席。それぞれの電極が座席に座るドライバーの圧力を検知し、脈拍や呼吸を読み取る。ドライバーの運転姿勢も詳細まで把握できるという。
アイシン精機では、この技術を高齢者や商用車のドライバー向けに提供することを目指している。
《土屋篤司@レスポンス》
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