企業サイトのユーザビリティ、1位「ドコモ」から「JX日鉱日石エネルギー」に
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同社では、「電力・ガス・エネルギー」「鉄道・運輸」「建設・不動産」「鉄鋼・金属・材料」「化学・繊維」「機械・部品メーカー」「自動車・自動二輪」「精密機器・電子部品」「食品・飲料・生活用品」「医薬品」「商社・流通・小売」「金融・保険・証券」「IT・情報通信」「総合電機」「クレジット・信販」の15業種、主要企業150サイトに対し、独自のユーザビリティ診断プログラムを用いて、「アクセス性」「サイト全体の明快性」「ナビゲーションの使いやすさ」「コンテンツの適切性」「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全96項目について評価した(昨年から50サイト増)。
その結果、前回1位だった「NTTドコモ」に代わり、今年経営統合したばかりの「JX日鉱日石エネルギー」が1位となった。2位の「NTTドコモ」、3位の「みずほ銀行」、4位の「中部電力」とは、その差約1点以内と僅差となったが、5評価軸すべての項目においてバランスよく、高得点を得た結果とのこと。特に「サイト全体の明快性」という点において、経営統合による新会社としての訴求が効果的に行えたためとしている。
業種別に見ると、1位「金融・保険・証券」、2位「商社・流通・小売」、3位「電力・ガス・エネルギー」、4位「医薬品」となった。特筆すべき点として、「医薬品」が前回10位から4位に躍進、全体で10点近く平均点を伸ばした。全体としては、前回実施した調査から全面的にリニューアルしている企業も多く、ユーザビリティが大幅に改善されていたサイトも見られたとのこと。近年のiPhoneなどのスマートフォンブーム、Twitter・Facebookなどソーシャルメディアの台頭によって、ユーザーのインターネット利用状況の変化や、趣向の変化、リテラシーの向上なども影響しているという。
《冨岡晶》
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