NEC、基幹業務サーバACOSシリーズ「i-PX9000」の大型機を発売
エンタープライズ
ハードウェア
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
NECと総合建設業4社、建設業界向け基幹業務クラウドサービスを共同開発
-
OKI、最新プロセッサ搭載のIAサーバ「OKITAC 9000」5機種とx86サーバ「if Server」2機種を新発売

「i-PX9000モデルA300」は、ACOSシリーズ大型機「i-PX9000モデルA200」の後継モデル。最下位機種の「i-PX9000モデルA312」から最上位機種「同A3PZ」まで計17機種がラインアップされている。NEC独自のCPU制御技術として、複数CPUの同期をとり、装置全体として効率的な処理が行われるように制御する「マルチプロセッサ制御方式」を強化、最大構成となる48個のCPUを搭載した場合、従来製品と比較して最大20%(1.2倍)向上させたのが特徴。
またACOSシリーズ大型機として初めて、電気チャンネルと光チャンネルの2種類のI/Oプロセッサを統合した「統合I/Oプロセッサ」を搭載。これにより、消費電力を従来比で最大20%削減した。新基本ソフトウェア(OS)としては「ACOS-4/MX」を、ACOSシリーズ中型機「i-PX9000モデルS300」に続き、大型機にも搭載。従来から提供していたACOS-4上の基幹データベースをオープンサーバからダイレクトにアクセスする機能に加え、新たに、オープンサーバ上のデータベースをACOS-4からダイレクトにアクセスする機能も提供する。これにより、データベースがACOS-4、オープンシステムのいずれにあってもシームレスなデータ処理が可能となるとのこと。
「i-PX9000モデルA300」のシステム価格(標準レンタル料金)は、月額1,170万円(税別)から。出荷開始は本年12月24日の予定となっている。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/