トレンドマイクロ、中小企業向けSaaS型「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」発表
エンタープライズ
セキュリティ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
マカフィー、仮想化環境に特化したセキュリティプラットフォーム「McAfee MOVE」提供開始
-
ジュニパー、スマートフォン向け「Junos Pulseモバイル・セキュリティ・スイート」発表

「VBBSS」では、管理者がクラウド上の管理サービスにログインすることにより、パターンファイルの更新状況、ウイルス検索の履歴、不正なWebのアクセス履歴を確認でき、社内のどのコンピュータで何が起きたのかを把握した上で自社の環境に合わせた適切な対処を取ることが可能。加えて、SaaS型のサービスであるため、管理用サーバの設置は不要となっている。クラウド型セキュリティ基盤「スマートプロテクションネットワーク」に基づく対策技術により、顧客のクライアント・サーバ環境を最新の脅威から保護。パターンファイルの配信量を最小限に抑え、必要に応じてクラウド上でリアルタイムに更新される不正プログラムのデータベースを参照するスマートスキャンにより、常に最新の脅威に対応する。
また「VBBSS」では、トレンドマイクロのデータセンターで管理サーバやパターンファイルの配信などを行うシステムを用意し、各サービス事業者がこれを利用してユーザーに提供する形態をとっている。セキュリティサービスを新たに始めたい、あるいは強化したいサービス事業者は、サービス提供のためのインフラを改めて構築することなくサービスを開始可能。サービスの展開において「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」の名称を利用するだけでなく、サービス事業者の独自のブランドで販売することも可能。
トレンドマイクロでは、本サービスをはじめとしたSaaS型のセキュリティサービスの提供において、サービス事業者向けのライセンスプログラム・パートナープログラムを新たに整備し、パートナーとの協業を推進していくとしている。販売目標は、今後一年間で5億円。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/