日本HP、Linuxベースの独自OS「HP ThinPro」搭載シンクライアント「t5745」発表
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「t5745」は、HPシンクライアントのハイエンドモデル「t5740」と同等のハードウェアに、外部から攻撃されにくいセキュアな独自OS「HP ThinPro」を搭載した製品。インテルAtom N270プロセッサーを搭載し、デュアルディスプレイに対応したグラフィックス機能を備えつつ、3万円台の価格を実現した。
運用管理では、VMware View/Citrix XenDesktopに対応したHP独自の簡易設定ウィザードの搭載により、初期設定の手間を大幅に軽減。ネットワーク内のすべてのHPシンクライアントをリモート管理できる「HP Device Manager」、FTPサーバを更新するだけで各端末の設定やソフトウェアの更新を自動的に行うことができる「HP ezUpdate」、USBメモリを利用して各端末に設定情報やイメージを配布できる「HP ThinState」などの管理ツールを搭載している。
映像出力端子としては、VGA端子に加えて次世代規格の「DisplayPort」を備え、2画面同時出力に標準で対応。その他、ユーザーのみアクセス可能な「セキュアUSBコンパートメント」に収納されたUSBポート、SSDドライブ
を追加できる内部Serial ATA IIポートなどを搭載。オプションの拡張モジュールを追加することで、PCI Express x4またはPCIの拡張カードを増設することも可能。
《冨岡晶》
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