NEC、KDDIのLTEフィールド実証実験に参加……2012年から提供開始予定
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日本電気(NEC)は11日、KDDIが2012年から商用サービスを予定している次世代移動通信規格「LTE」のフィールド実証実験に参加すると発表した。
同実験は、ビルなどによる電波干渉の多い都市部環境におけるハンドオーバや、上りリンク・下りリンクのスループット検証を、商用サービスに近い環境で実施するもの。この実証実験は10月からすでに開始されており、人口が密集している首都圏内で、商用サービスと同じ1.5GHz帯を利用して行われている。NECは今回の実証実験に先立ち、本年3月から8月にかけてKDDIが栃木県那須塩原エリアにて実施したフィールド実証実験にも参加し、ハンドオーバ試験に加え、ネットワーク混雑時における基地局間の電波干渉を想定したスループット試験などを実施しているという。
KDDIは、2012年12月に800MHz帯および1.5GHz帯を用いたLTEの商用サービスを開始し、2014年度末までにエリアカバー率を96.5%まで拡げることを計画中。NECはKDDIのLTE無線基地局装置ベンダーに選定されており、今回のフィールド試験で得たノウハウを基に引き続きシステム開発を進める予定だ。
同実験は、ビルなどによる電波干渉の多い都市部環境におけるハンドオーバや、上りリンク・下りリンクのスループット検証を、商用サービスに近い環境で実施するもの。この実証実験は10月からすでに開始されており、人口が密集している首都圏内で、商用サービスと同じ1.5GHz帯を利用して行われている。NECは今回の実証実験に先立ち、本年3月から8月にかけてKDDIが栃木県那須塩原エリアにて実施したフィールド実証実験にも参加し、ハンドオーバ試験に加え、ネットワーク混雑時における基地局間の電波干渉を想定したスループット試験などを実施しているという。
KDDIは、2012年12月に800MHz帯および1.5GHz帯を用いたLTEの商用サービスを開始し、2014年度末までにエリアカバー率を96.5%まで拡げることを計画中。NECはKDDIのLTE無線基地局装置ベンダーに選定されており、今回のフィールド試験で得たノウハウを基に引き続きシステム開発を進める予定だ。
《冨岡晶》
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