マイクロソフト、ユニファイド コミュニケーション基盤「Microsoft Lync」日本語版を提供開始
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「Lync」は、 Microsoft Communications Server、Microsoft Communications OnlineおよびMicrosoft Communicatorとして提供されてきたコミュニケーションプラットフォーム製品群をベースに新たに開発された最新の企業向けユニファイド コミュニケーションプラットフォーム。電話中や会議中、不在などの相手先の状況を確認しながら、IMから電話やオンライン会議などに簡単に切り替えるなど、これまで複数のツールを使っていたさまざまなコミュニケーション手段を、一元的かつシームレスに行うことを可能にする。また、Microsoft Office、SharePointおよびExchangeなど企業内で広く使用されているアプリケーションと連携して、同一の操作性で使用できるだけでなく、検索や企業内ソーシャルネットワーク機能などを実装している。
「Lync」は、自社設置(オンプレミス)型のサーバ製品「Microsoft Lync Server 2010」とクライアント製品「Microsoft Lync 2010」、クラウド版の「Microsoft Lync Online」から構成されるソリューション。ブラウザ上で動作する「Microsoft Lync Web App」などから利用可能となる。オンプレミス製品については12月1日より法人・企業向けに提供を開始し、クラウド版はOffice 365の一部として来年提供開始となる予定。
日本市場においても、すでに関電システムソリューションズ、シャープおよびニコンにおいて、「Lync」の早期導入評価が開始されている他、マイクロソフト自社においても、東京本社オフィスならびに関西支店を対象に、コミュニケーションプラットフォームとして全面導入される予定。
《冨岡晶》
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