NTT Comなど3社、「健康増進アシストサービス」実験開始……食事写真からカロリー推定、クラウドに記録
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「健康増進アシストサービス(仮称)」は、世界で初めて食事写真からカロリーを自動で推定算出するとともに、ウォーキング時などにカロリー消費量を自動で算出し、クラウド上で複合的に情報を記録する機能を提供するもの。NTT Comが実験事務局の運営、アプリケーション・プログラムの開発、設備環境の提供・保守・運用を行うとともに、ダイエットや健康管理の継続的な取り組みをサポートするコミュニティサービス「gooからだログ」を提供しているNTTレゾナント、および撮影した写真を送信するだけで食事の管理・記録を行うことができるWebサービス「FoodLog」を提供しているfoo.logのノウハウを活用して、三社共同で実験を行う。
食事の前に携帯電話で写真を撮影しておくだけの簡単な操作で、食事画像解析システムにより、カロリーの算出や類似メニューの表示を自動で行うとともに、主食/副菜/主菜/牛乳・乳製品/果物という「食事バランスガイド」上の区分や量を自動推定し、クラウド上でデータを蓄積する。また位置情報や加速度情報をもとに、日常的なウォーキングなどによるカロリー消費量を自動で算出・登録し、クラウド上にデータを蓄積、これらの食事(摂取カロリー/栄養素)や運動実施の状況、体測値データ、位置情報などから、お勧めレシピやエクササイズをタイムリーに提案(コンシェルジュ)する。そのほか、本格的なエクササイズやレシピなどの動画/画像コンテンツ、ライバル比較、ビフォー/アフター機能、ソーシャル機能、個人に適したメッセージなども提供する。健康管理機器(体重計、歩数計など)との連携にも対応する。
実験ではスマートフォン向けアプリケーションの無償ダウンロード提供などを行う。検証結果をもとに、サービス内容等の最適化を図り、来年度以降での商用化を目指して検討を行うとのこと。なお実験には、東京大学、ティップネス、エルネットが協力する予定。
《冨岡晶》
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