富士通、中小規模システム向けブレードサーバ「PRIMERGY BX400」新発売
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「PRIMERGY BX400」は、高さ6U(266.7mm)に大規模システム向けブレードサーバ「PRIMERGY BX900」と同一のブレードを最大8台搭載できるブレードサーバシャーシ。フロアスタンドキット利用時は、タワー型サーバ約1.4台分のスペースに最大で8サーバを設置可能。
さらに冷却ファンの最適化などにより、同性能のラック型サーバやタワー型サーバと比べて、省スペース、軽量、省エネルギー、静音性の向上を実現した。サーバブレード8台構成時の消費電力は1,710Wで、同等性能のラック型サーバで構成されたシステムの消費電力2,436Wより、大幅に電力を削減しており、電気代換算で年間87,574円、CO2排出量2,824kg(杉の木201本の植林と同等)の削減になるという。また、エンフォースドモード(Enforced Mode、2011年度第1四半期提供予定)を使用すると、指定した消費電力以下で稼働する自律制御運転を行うことも可能となる。
「PRIMERGY BX900」の基本機能に加え、新たにシャーシ内のサーバブレードで共用できるDVDドライブ、USBポートを装備。標準添付の「ServerView Installation Manager」の新機能(2010年度第4四半期提供予定)により、同一シャーシ内の複数サーバブレードに同時インストールが可能。またLCDパネル(オプション)により、リモート管理端末不要でシャーシ設定や運用(消費電力やログの監視)を日本語で行える。さらに10個のHDDが搭載可能なストレージブレード(2010年12月提供予定)と共用ストレージソフトウェア(2011年2月提供予定)により、シャーシ内でストレージを複数サーバで共用可能。希望小売価格は34万円。
《冨岡晶》
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