ソニーやKDDIら4社、電子書籍配信事業会社「ブックリスタ」をいよいよスタート
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ブックリスタは、コンテンツの収集・電子化および管理、顧客認証や課金システム、プロモーション業務など、コンテンツ販売に関連するサービスのためのオープンなプラットフォームを構築するための事業会社。本プラットフォームを利用することで、端末メーカーおよびストア事業者は、オンライン上に各社のストアを設置可能となる。取り扱いジャンルも、文芸書、ビジネス書、エッセイなどのほか、コミック・新聞・雑誌などに順次拡大する予定。
4社は5月27日に、電子書籍配信事業に関する事業企画会社の設立に合意、7月1日付で準備会社を共同設立していた。代表取締役社長には、レーベルゲートの社長などを務め、電子書籍配信事業準備の代表取締役でもあった今野敏博氏が就任した。資本金および資本準備金は3,000万円(資本金1,500万円、資本準備金1,500万円)。
ブックリスタ 代表取締役社長の今野氏は「当社は、電子書籍やデジタルコミックなどの電子出版物をさまざまな端末に届ける会社です。本やコミックは、紙を媒体にしようと、ネットワークを媒体にしようと、その本質が変わるものではありません。いつでも人の心を感動させ、生活を豊かにしていくものです。多くの人々に電子出版物との出会いの場を提供し、そのすばらしさを体験していただき、素敵なライフスタイルの扉を開いていきたいと思います」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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