同製品は、四輪自動車に乗った多機能ロボット。Android2.2を搭載し、Androidアプリをインストールすることでさまざまな機能に対応する。現在のところ、画像認識、テレビ電話、webブラウザ、Eメールなどのアプリを搭載予定だ。
用途としては、「すーぱーどろいど君の見ている映像をスマートフォンで見ながら遠隔操作し、留守番や監視をする」「受付に設置し、来客者への挨拶、受付業務等を行う」「介護現場で、ゲームやコミュニケーション等のアプリを使ってご老人と対話する」といったものを想定している。
紹介動画では、スマートフォンからのリモコン操作を披露。ロボットの手足を動かしたり、車体を運転したりすることが可能なようだ。胴体部分にCCDカメラを備えており、そこから写る映像をスマートフォンのディスプレイでモニタリングできるほか、動画や写真の撮影もスマートフォンからの操作で行なえるとしている。
また、車体のフロントガラス部分にタッチパネル液晶ディスプレイを搭載。ロボットの情報を表示するほか、タッチ操作による情報入力が可能となっている。
そのほかの機能として、クラウドサービスとの連携が可能。Wi-Fi/GPS/Bluetoothによる通信機能も装備し、音声の入出力やUSB機器の接続に対応する。H.263/H.26AVC/MPEG-4 SP形式の動画ファイルや、JPEG/GIF/PNG/BMP形式の静止画ファイル、MP3/AAC/PCM/Ogg等の形式の音楽ファイルの再生が可能。
なお、現在は開発したばかりのため、本体サイズや重さをはじめ製品に関する詳細については追って公表予定としている。