パナソニック、ICレコーダー2機種に低リスクのウイルス混入
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今回の不具合は、製造上の不備により、ICレコーダーの内蔵フラッシュメモリにウイルスが混入したというもの。対象のICレコーダーをPCにUSB接続した場合、PCがウイルス感染する可能性があるという。
対象製品は、RR-US571(3月発売)とRR-XS600(9月発売)のうち9月以降の購入製品。8月以前の購入製品はウイルス混入の問題がなく、また、外箱もしくは電池蓋裏面に識別用の「緑色シール」が貼付されていれば対象外となる。
混入したウイルスは、セキュリティソフトウェア会社により呼称が異なり、トレンドマイクロは「WORM_RJUMP.AI」、シマンテックは「W32.Rajump」、マカフィーは「W32/DKR.worm」と呼ぶ。すでに各社が対策を施している低リスクのウイルスで、感染しても危害を及ぼさないタイプだという。
ウイルスの駆除方法として、PCで行なう場合はウイルス対策ソフトの指示にしたがって実施。ウイルス対策ソフトが入っていないPC、あるいは入っているウイルス対策ソフトが適切に更新されていないPCについては、トレンドマイクロのサイトで無料公開されているウイルス対策ソフト「ウイルスバスター2011 クラウド 30日無料体験版」の利用を案内している。
PCがない場合にはICレコーダーに備わるフォーマット機能を使ってウイルスを駆除。その方法は次のとおり。
1. 再生中、または停止中に「消去」ボタンを押す(データがない場合は「フォーマット」が点滅した場合はデータがないため、次の「3.」の手順に進む。
2. 「早送り」ボタンを押して「フォーマット」を選択する。
3. 「再生、停止」ボタンを押す。
4. 「早送り」ボタンを押して「YES」を選択する。
5. 「再生、停止」ボタンを押す(決定する)。
6. フォーマットが終了すると停止画面に戻る。
ただし、フォーマットを実行すると、内蔵メモリのデータがすべて消去されるため要注意。
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《加藤》
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