「ウィキリークスは犯罪行為」前原外相
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
30日の会見で、前原外相は内部告発サイト『ウィキリークス』の評価を問われて「勝手に盗み取って公表することに、評価を与える余地は全くない」と、ばっさり。
アメリカ政府からは外交ルートを通じて、事前の通告があったが、ウィキリークスの内容についても「コメントもしないし、事実関係も調査しない」と、突っぱねた。
ウィキリークスが米政府の機密文書を公開するのは3度目だ。ウォール・ストリートジャーナルなどによると、公開文書の発信元は、在日米大使館からの資料が3番目に多く、その資料の中には外務省幹部の名前も登場するという。
しかし、公開文書の権威付けをするような調査は逆効果というわけだ。
「これは言語道断。犯罪行為ですから。勝手に他人の情報を盗み取って、勝手に公開すると。それがいかに未公開の秘密文書であれ、それ(公開)を判断するのは持っている政府」(前原氏)
では、それを報じるメディアについてはどう考えているのか。公開そのものが犯罪行為であれば、その内容を報じるメディアも責任を問われることになる。すると、とたんにトーンダウンした。
「そういうものが出て、こういった内容があるというものを報道することを、我々は妨げることはできない」
ちょうど時間というタイミングもあったのだが、ここで会見が打ち切られたのはいうまでもない。
《中島みなみ@レスポンス》
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