2人に1人がデータ関連のPCトラブルを経験、その半数は「解決できず」……トレンドマイクロ調べ
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調査期間は11月26日~11月28日で、18歳以上の国内インターネットユーザーが対象。有効回答数は696名。まず、パソコンのトラブル全般の傾向について、電源を入れても起動できない・起動が遅いなど「起動に関するトラブル」「ネットワークに関するトラブル」を7割以上のユーザーが経験しているものの、解決できなかった割合では、「ファイル・データに関するトラブル」が1位となった。。また、経験したトラブルのうちでユーザーが困った度合いについても、ファイル・データに関するトラブルについてもっとも度合いの高い「かなり困った」とするユーザーが47%以上存在し、“データ消失”がユーザーにとって影響の大きい問題と感じられている実態が明らかとなった。
パソコン内に保存しているデータについては、「デジカメで撮影した写真」がもっとも多く、趣味で作成したイラスト・音楽・動画と続いた。写真データの保有ユーザーに対して、「現在のファイルのバックアップ方法」について聞いたところ、「USBメモリ」が47.5%でもっとも多く、ついで「CD-RやDVD-Rなどの光学メディア」「外付けハードディスク」となり、多くのユーザーが何らかの物理的なメディアにバックアップを行っていることがわかった。さらに、現状のバックアップ方法に対しての不満・不安な点については、「バックアップした機器の故障」42.9%、「バックアップを取るのが面倒」32.3%、「データ容量の不足」32.0%という結果になった。
同社では、家庭ユーザにおけるファイル・データの管理は、ネットワーク・デバイスの発展に伴い、データの内容や利用するシーンに応じて、従来のローカル環境でのファイル管理とクラウド・Webサービスを使い分け、併用する例が益々増えてくると予想している。
《冨岡晶》
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