女性500名に聞いた、不安に感じる病気……佐川急便調べ
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まず、「健康のために、ふだんから気をつかっていることがありますか」という質問については、76%が「ある」と回答。「具体的にやっていること」としては、「乳酸菌や食物繊維を多く摂取できるように心がけている」「1日2リットル水を飲む」などがあがった。「自分のお金で検診や人間ドックに行ったことがありますか」という質問にも、29%と、4人に1人が「ある」と回答した。しかし、「10年後の自分の健康に自信がありますか」という質問には、75%もの女性が「どちらともいえない」または「自信がない」と回答。さらに、「この先、健康面で仕事を続けられるかどうか不安に思ったことはありますか」という質問にも、51%と、半数以上が「ある」と回答した。
具体的に不安に感じている病気としては、82%が「婦人科系の病気が気になる」と回答。実際に52%が「自分が婦人科系の病気なのではと疑ったことがある」と答えた。「気になる婦人科系の病気」としては、「乳がん」(64%)「子宮頸がん」(51%)、「子宮筋腫」(45%)、「子宮内膜症」(31%)などがあげられた。
「女性が気になる婦人科系の病気」の1位となった「乳がん」だが、「乳がん検診を受けたことがある」という女性は47%と、半数以下だった。「乳がん検診を受けたことがない理由」としては、1位「費用が高いから」(38%)、続いて2位「面倒だから」(32%)、3位「忙しいから」(31%)という結果になった。費用の高さなどがネックとなっているようだが、今回の調査で「乳がんの自己触診のやり方を知りたい」と答えた女性は89%だった。
調査元の佐川急便では、10月よりオリジナルの「乳がん自己触診」ポスターを制作、自社内で掲示している。このポスター企画は、女性従業員によるプロジェクトで、女性の乳がんの早期発見・治療への意識向上や、自己触診や定期健診の推進を目的としているという。
《冨岡晶》
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