2014年FIFAワールドカップは、すでに詐欺まみれ!?…メッセージラボ、サイバー犯罪を確認
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FIFAワールドカップ南アフリカ大会も、サイバー犯罪者により、「419詐欺(ナイジェリア刑法第419条に抵触する詐欺)」や「前払い詐欺」の題材として使用され、多くの人々が被害に遭った。2014年大会の開催地は、すでにブラジルに決まっており、トーナメントの開催まで1,200日以上あるが、それにもかかわらず、サイバー犯罪者たちは、この世界的なイベントを「419詐欺」「前払い詐欺」、そして「サッカーくじ詐欺」などの題材として使用しはじめているのが確認された。
メッセージラボ インテリジェンスでは、最近、2つのサイバー攻撃を確認した。2つのメールともに、「受信者が(偽の)サッカーくじに当選した」という内容の添付ファイルを含んでいた。最初のメールでは、2014年のFIFAワールドカップについて何も触れておらず、トーナメントのロゴの透かしを入れた添付ファイルのなかで、簡単に説明しているだけとなっている。2番目のメールに添付されていたファイルは、トーナメントのロゴを大きくあしらい、メールの受信者が120万ドルを獲得したと伝えている。なお2つ目の例に挙げたメールは、メッセージラボ インテリジェンスにより、ユーザーに届く前に自動的に排除された。
メッセージラボは、世界的に著名なマルウェアとスパムの専門家を多数擁する「MessageLabs Team Skeptic」を有しており、毎日数十億件のWebページ、電子メール、インスタント・メッセージ(IM)の監視を行っている。
《冨岡晶》
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