森ガールとは一味違う!?　山ガールは「機能カワイイ」がポイント……コロンビア、「登山とファッション」の意識調査

　コロンビアスポーツウェアジャパンは22日、「登山とファッションに関する意識調査」の結果を公表した。調査期間は12月15日～16日で、「2010年に1回以上登山をした女性」500人を対象とした。同調査は、保温性と通気性を兼ね備えたという同社のアウトドアウェア「クリフハンガージャケット」の発売に合わせて実施されたもの。

　今年メディアが度々「アウトドアブランドやアウトドア系アイテムを多用したファッションを楽しむ女性」を「山ガール」として、取り上げることがあった。この調査では、女性の登山経験者が、この「山ガール」をどのように感じているのかを調べたもの。

　まず登山に関しては、76％が「好き」と回答。理由としては、自然とのふれあい、頂上に登った達成感などがあげられた。「登山をはじめたきっかけ」では「家族からの誘い」が38％で最も多かった。

　つづいて、女性登山者たちに、山ガール、および山でのファッションについて質問を行った。「『山ガール』ファッションのイメージ」については、1位「かわいい」（51％）、2位「機能的」（41％）、3位「おしゃれ」（31％）などがあがり、女性登山者たちもポジティブなイメージを持っていることが明らかとなった。どちらかというと機能が重視されがちなアウトドアについても、かわいさなどファッション性も重視するのがポイントのようだ。

　では、女性登山者自身は、自分の「アウトドアウェア選び」については、どうしているのか。「登山のファッションに、こだわりがありますか？」と聞いたところ、54％と過半数が「ある」と回答。「アウトドアウェア選びのポイント」としては、1位「機能性」（81％）、2位「デザイン」（71％）という結果に。1位にあがった「機能性の内訳」については、「保温性を重視する」と答えた女性が93％、「通気性を重視する」と答えた女性が90％となった。一方で「好きなアウトドアウェアの色は何色ですか？」との質問には1位「ピンク」（33％）、2位「グリーン」（22％）、3位「黒」（17％）、4位「青」（12％）となり、女性ならではのカラーチョイスとなった。