40歳未満の世帯、インターネット接続料が固定電話通信料を上回る…統計局「平成21年全国消費実態調査」 | RBB TODAY

40歳未満の世帯、インターネット接続料が固定電話通信料を上回る…統計局「平成21年全国消費実態調査」

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世帯主の年齢階級別インターネット接続料及び固定電話通信料(二人以上の世帯)
世帯主の年齢階級別インターネット接続料及び固定電話通信料(二人以上の世帯) 全 4 枚
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 総務省統計局は24日、「平成21年全国消費実態調査」において、「二人以上の世帯の家計収支および貯蓄・負債に関する結果」を公表した。家計の収入・支出および貯蓄・負債、耐久消費財、住宅・宅地などの家計資産を5年ごとに総合的に調査したものとなっている。

 今回公表されたのは、「二人以上の世帯」に関するもので、「単身世帯」の家計収支および貯蓄・負債に関する結果は9月30日に、主要耐久消費財に関する結果は7月30日に公表済み。それによると、「二人以上の世帯」の2009年9月~11月の1か月平均消費支出は、1世帯当たり300,936円。2004年と比べると名目で6.0%(年率1.2%)の減少、消費者物価の変動を除いた実質で6.1%(同1.3%)の減少となった。なお1世帯当たり消費支出は、名目および実質ともに、調査開始(昭和34年)以降初めての減少となった1999年以降減少が続いているとのこと。

 また「通信費」(インターネット接続料及び固定電話通信料)について調べたところ、40歳未満の世帯では、インターネット接続料が固定電話通信料を上回ることが明らかとなった。世帯主の年齢階級別に支出金額をみると、インターネット接続料は40歳代が最も多く2844円、固定電話通信料は60歳代が最も多く3358円だった。

《冨岡晶》

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