挫折しない「大人の習い事」ランキング、1位はフィットネスクラブ

　メディアインタラクティブは12日、「習い事の継続性」に関する意識調査の結果を公表した。調査期間は2010年12月24日～27日で、全国の30～40代の男女1,200人からの回答を集計した。

　まず「社会人になってから入会したことのあるサービスや習い事」を聞いたところ、1位は「フィットネスクラブ」で、入会経験のある人は47.9％と半数近くにのぼった。以下、「語学スクール」31％、「パソコン教室」22.3％、「ゴルフスクールやテニススクール等のスクール（専門的）」18％となり、ビジネススキル系と趣味系の習い事がそれぞれランクインした。

　さらに、入会経験者に現在も続けているかどうか「継続率」を聞いたところ、継続率でも「フィットネスクラブ」が1位となった。2位「ワインスクール」、3位「ゴルフスクールやテニススクール等のスクール（専門的）」となっており、ビジネススキル系より趣味系の継続率い結果となった。逆に、今まで続けることができなかったが（またはまだ入会したことがないが）、次に挑戦する際には必ず続けたいサービスや習い事（スクール）を聞いたところ、1位は「語学スクール」25％となった。

　なお、これらのサービスや習い事を「現在も続けている」と答えた人に「続けることによって得られたもの」を聞いたところ、ベスト3は「充実感」「健康」「自信」。4位には「新しい人脈（友人・知人）」23.8％が入った。

　1位となったフィットネスクラブだが、最近ではプログラムにも力を入れているのが特徴のようだ。首都圏・近畿圏を中心にフィットネスクラブを展開する「東急スポーツオアシス」のサービス推進部によると、30～40代の利用客では健康効果だけではなく、商談時の話題作り、世代差や性別を超えた交流、ライフスタイル改善などのメリットが大きいという。同クラブでは、定期的に測定を行い、スタート時との比較を行いカウンセリングにより目標達成をサポートする「スターティングプログラム（無料初回利用サポート）」を実施している。また必ず結果を出したい、短期間で効果を求めたいというニーズの人向けに、有料で専属トレーナーがパーソナルトレーニングを提供する「パーソナルプログラム」も提供しており、これら2つのプログラムを利用すると効果が実感できるとしている。

　ちなみに、フィットネスクラブやジムなどのスポーツ系に、インストラクターとしていたら続けられそうだと思う芸能人・著名人では「松岡修造」「ケイン・コスギ」が人気だった。