日本エイサー、10万円を切る3D対応モデルなどノートPC春モデル

　日本エイサーは25日、「acer」ブランドのノートPCの2011年春モデルとして、NVIDIA 3D Vision対応の「AS5745DG-F54E/L」など全4機種を発表。28日に発売する。価格はオープン。

■10万円を切る3Dノートの「AS5745DG-F54E/L」

　現行モデルからCPUをCore i5-480M（2.66GHz）へとスペックアップ。グラフィックスにGeForce GT 425M（専用メモリ1GB）を搭載し、NVIDIA 3D Visoinに対応した。予想実売価格は99,800円前後。

　ソフト「Shade 3Dブラウザ」を同梱し、web上にアップした3Dコンテンツを楽しむことが可能。おもな仕様は、15.6型液晶（120Hz駆動、1,366×768ピクセル）、OSがWindows 7 Home Premium 64ビット版、メモリが4GB（最大8GB）、HDDが640GB、光学ドライブがBlu-rayコンボ。第3世代ドルビーホームシアターのスピーカーを2基搭載。無線LANはIEEE802.11b/g/nで、Bluetooth 3.0+HSに対応。インターフェースはHDMI/ミニD-sub15ピン/USB2.0×4/ヘッドホン/マイクなど。本体サイズは幅379×高さ31.9～57.7×奥行き250mm、重さは約3kg。

■17.3型ゲームノートの「AS7750G-F78H/LK」はSandy Bridgeを搭載

　「AS7750G-F78H/LK」は、CPUに新世代のCore i7-2630QM（2GHz）、グラフィックスにRadeon HD6850M（専用メモリは1GB）を搭載した17.3型のゲームノート。液晶解像度は1,600×900ピクセル。予想実売価格は139,800円前後。

　インターフェースにはUSB3.0を1基備え、高速なデータ伝送に対応した。おもな仕様は、OSがWindows 7 Home Premium 64ビット版、メモリが8GB（最大16GB）、HDDが1280GB（640GB×2）、光学ドライブがBlu-rayコンボ。第2世代ドルビーアドバンストオーディオのスピーカーを2基搭載。無線LANはIEEE802.11b/g/nで、Bluetooth 3.0+HSに対応。インターフェースはHDMI/ミニD-sub15ピン/USB3.0/USB2.0×2/ヘッドホン/マイクなど。本体サイズは幅414.75×高さ34.6×奥行き275mm、重さは約3.3kg。

■高性能モデルとコストパフォーマンスモデルのA4ノート2機種

　そのほか、新世代CPUのCore i7-2630QM（2GHz）搭載の「AS5750G-F74E/K」、Core i5-480M（2.66GHz）搭載の「AS5742-F52D/K」をラインアップ。予想実売価格は、「AS5750G-F74E/K」が99,800円前後、「AS5742-F52D/K」が59,800円前後。

　「AS5750G-F74E/K」は、実売10万円を切る高性能ノート。NVIDIAのGeForce GT 540M（専用メモリ1GB）のグラフィックスや、第2世代ドルビーアドバンストオーディオのスピーカー2基を搭載。データ転送速度を高速化したUSB3.0を1基備えた。

　「AS5742-F52D/K」は、Core i5-480M/2GB（最大8GB）メモリ/500GB HDD/DVDスーパーマルチを装備しつつ実売6万円を切るコストパフォーマンスモデルとした。

　両製品に共通のおもな仕様として、液晶は解像度1,366×768ピクセルの15.6型（光沢パネル/LEDバックライト/16：9）、OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、無線LANはIEEE802.11b/g/n、130万画素webカメラを搭載。付属品はACアダプタ/ACケーブルバッテリパックなど。

　「AS5750G-F74E/K」は、メモリが4GB（最大8GB）、ストレージが640GB HDD、インターフェースがHDMI/USB3.0/USB2.0×2/ミニD-sub15ピン/マイク/ヘッドホン/マルチカードリーダーなど。バッテリの連続駆動時間は約4.5時間。本体サイズは幅381.6×高さ25.2～33.2×奥行き253mm、重さは約2.6kg。

　「AS5742-F52D/K」は、インターフェースがHDMI/USB2.0×3/ミニD-sub15ピン/マイク/ヘッドホン/2-in-1カードリーダーなど。バッテリの連続駆動時間は約3.5時間。本体サイズは幅381×高さ25～34×奥行き253mm、重さは約2.6kg。