BDレコーダー、この1年半で最も注目されたメーカーは?……カカクコム調べ

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2011.1.26（水）16:15

「Blu-ray・DVDレコーダーカテゴリのアクセス推移」（カカクコム調べ）全 5 枚

　カカクコムは26日、同社が運営する購買支援サイト「価格.com」に蓄積されるアクセスデータや価格情報などからBlu-rayレコーダーに関して調査・分析。結果をレポートとして報告した。

　Blu-ray/DVDレコーダーカテゴリの週間アクセス（PV）数は2010年10月4日週から右肩上がりで上昇。これは、エコポイント制度の見直しが発表された10月8日から急増した液晶テレビカテゴリのPVの動きに似ている。

　しかし、エコポイント制度の見直しが実施された12月以降、PVが下降した液晶テレビカテゴリに対し、Blu-ray/DVDレコーダーカテゴリはPVが伸び続け、10月当初の220万PVから12月末には390万PVに迫る勢い。エコポイント見直し前は、液晶テレビの駆け込み需要にBlu-rayレコーダーとセットの購入検討が見られ、見直し後はボーナス時期に当たり、液晶テレビに買い足す形でBlu-rayレコーダーの購入を検討したことがうかがえる。

　また、2009年春から2010年末までの約1年半のBlu-ray/DVDレコーダーカテゴリのPV推移によると、メーカー別製品PVでトップはパナソニック、2位は東芝とソニーが競り合い、4位はシャープ。2010年11月時点で売れ筋の価格帯は60,000円以上80,000円未満が最も多く、40,000円以上60,000円未満と80,000円以上100,000円未満があとに続く。

　なお、Blu-ray/DVDレコーダーと同じくテレビ番組の録画用機器として最近、外付けHDDが話題を集め、外付けHDDカテゴリの週間PVは2010年秋から上昇し、9月の64万PVから11月には120万PVに迫り倍増に近い伸びを記録した。エコポイント制度は今年3月に終了する予定だが、それに向けた液晶テレビの駆け込み需要とあわせて、Blu-rayレコーダーや外付けHDDの動きにも注目したい。

《加藤》