EMCジャパン、ミッション・クリティカルな業務アプリケーションの仮想化へ向けて、「Symmetrix VMAX」の新機能を発表
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自動階層化の最新バージョン「FAST VP(Fully Automated Storage Tiering with Virtual Pools)」により、業界最小のブロック単位(8MB)による自動階層化を実現。従来の単一階層のシステムと比べて、「FAST VP」は、ディスク数を約87%、電力消費量を約75%削減するとともに、最大40%のアプリケーション・パフォーマンスの向上と40%のコスト削減を実現した。自動階層化は、保存データをそのアクセス頻度に応じて高速なフラッシュドライブや低コストのSATAへ自動的に再配置することで、保存コストを削減しながら必要なときに必要なパフォーマンスを提供する機能。
新しい無停止アレイ間フェデレーション(連携)機能「Federated Live Migration」は、アプリケーションを止めることなく、「Symmetrix」ストレージ・アレイ間のデータ移行を可能とした。また、移行時間を従来製品と比較すると、最大で75%削減できる。同機能に組み込まれているゼロスペース(未使用領域)再利用機能では、データ移行のプロセスのなかで、追加の手間をかけることなく、自動的に未使用データ領域が開放され、移行先ディスク容量が最適化される。
さらにハードウェア・ベースの新たな暗号化機能「VMAX Data@Rest Encryption」により、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えることなくデータを暗号化することが可能。既存のVMAXセキュリティ・テクノロジーに新たに組み込まれたRSA Data Protection Manager(RSAデータ・プロテクション・マネージャ)によって強固な暗号鍵の管理とドライブレベルのデータセキュリティを実現したものとなっている。
《冨岡晶》
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