TOYOTA、前年比16%減ながら日本のグローバル・ブランド価値第1位に……インターブランド調べ
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「日本のグローバル・ブランドTOP30」は、ブランド価値を金額に換算してランク付けするもので、本年で3回目。海外売上高比率が30%(2009年度実績)以上であることなどが、要件となっている。2011年のランキングでは、1位「Toyota」(ブランド価値:256億6100万ドル)、2位「Honda」(185億1000万ドル)、3位「Canon」(114億4200万ドル)などとなっている。「Toyota」は2010年初めのリコール問題が世界中の紙面を賑わせ、消費者のブランドへの信頼が揺らいだ結果、8位の「Lexus」とともにブランド価値を大きく減少させ、前年比マイナス16%のブランド価値となった。この結果、昨年に比べトップ30全体のブランド価値の合計額が、3%減少したという(この2ブランドを除く合計額は2%の増加)。
この他では、中国市場で躍進を続ける「Shiseido」(3%増)が自動車・電機関連ブランド以外で初めて、トップ10入りした。そのほかでは「Nomura」「Unicharm」「Ajinomoto」が初のランクインを果たした。なお前年比で最もブランド価値を高めたブランドは、好調のランニングシューズに加え、欧州のアパレル商品のプロモーションを強化した「Asics」(12%増)だった。
またあわせて「日本の国内ブランドTOP30」も発表された。こちらは、海外売上高比率が30%未満の企業も含まれたものとなっている。その結果、「日本の国内ブランドTOP30」1位は、「NTT Docomo」となり、3位「Softbank」、5位「au」と3つの携帯キャリアブランドが、トップ10にランクインした。一方2位「MUFG」、4位「SMFG」、さらに6位「Mizuho」となり、メガバンクグループの3ブランドと上位を分け合った。その他トップ10には、「Uniqlo」(7位)、「Kirin」(8位)、「Kao」(9位)、「Rakuten」(楽天10位)がランクインしている。インターネット系では「Mobage」(28位)、「Gree」(30位)がランクインした。
《冨岡晶》
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