騒乱のエジプト、最後のISPがついにサービス停止 | RBB TODAY

騒乱のエジプト、最後のISPがついにサービス停止

ブロードバンド 回線・サービス
ヌーア・グループのネットワーク(1月31日)
ヌーア・グループのネットワーク(1月31日) 全 2 枚
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 エジプトでは反政府デモが1月25日から続いている。米インターネットセキュリティ企業のレネシス(Renesys)が、1月31日付(現地時間)でアップデートしたブログによると、同国で、サービスを提供してきた最後のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)、ヌーア(Noor)のネット回線が遮断されたようだ。これにより同国でのネット利用がほぼ不可能となった。

 先週よりエジプト内でフェースブックやツイッターへのアクセスが遮断される事態が発生していたが、レネシスは、エジプト政府は明らかに国内の主要ISPへサービスの停止を命じていたとしている。ヌーア・グループは、カイロのアメリカン大学やエジプト証券取引所などにネット接続サービスを提供していた。

 このような状況に対し、エジプト国外からは様々な支援の試みが始まっている。米グーグル(Google)はツイッターと連携し、音声通話・音声認識を利用し、話すだけでツイートがされるサービス「speak2tweet」を公開した。またソフトバンクモバイルは、エジプトからのSMS送信を無料とする方針を、1日に明らかにしている。

《RBB TODAY》

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