7割がPCでの学習に興味があるものの効果に不安も…中学生の保護者
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家庭でのパソコン所有台数を聞いたところ、「1台」と回答したのは48%、「2台以上」と回答したのは50%となった。また、パソコンを親子で共有しているのは72%、子ども専用パソコンを持つ家庭は15%となっている。
「子どものパソコンの使用の目的は、主にどんなものですか」という質問では、1位が「ゲームなどの遊び」50%、2位が「学習のため」34%となっている。
「インターネットを使った子どものパソコン学習に興味がありますか」と聞いてみたところ、「興味がある」と答えたのは67%にのぼり、「興味がない」とした30%を大きく上回る結果となった。また、「インターネットを使った子どもの学習に期待することは何ですか」という質問では、「授業を休んだ時の補講の役割」と回答した保護者が63%、「自習学習」が43%となっている。
「インターネットを使った子どものパソコン学習において、不安な点」について聞いたところ、「効果がどれくらいあるのか」を挙げた保護者が54%にのぼった。次いで「パソコン(インターネット)のやり過ぎ」を挙げたのが37%だった。また、「有害サイトの閲覧」や「掲示板を介した知らない人とのやりとり」といったパソコンを使って起こりうるトラブルを懸念する保護者が31%となっている。
パソコン学習にまつわる不安の解消法としては、「常に保護者の目の届くところで使用させている」という保護者が61%、ほかには「個人情報を書き込ませない」「1日の使用時間を決めている」と具体的なルールを決めている保護者も64%となっている。
「フィルタリングソフト・サービスについて知っていますか」という質問では、「知っているが利用したことはない」が40%、「現在利用している」が32%、「聞いたことはあるが詳しくはわからない」が20%、「以前利用していたが現在は利用していない」が4%、「知らない」が4%となっている。
「今後、インターネットを通して提供して欲しいと期待するサービスはどういうものですか」という質問では、「入試や学校の情報サービス」が最も多く54%、次いで「過去問題などの閲覧機能」が42%となった。また、「パソコンのセキュリティサービス」18%、「フィルタリングサービス」13%と、安全性についても希望しているという結果となっている。
《前田 有香》
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