ソーシャルメディア活用企業、トップ3は「コカ・コーラ」「サントリー」「セガ」
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「Twitter」やブログのような不特定多数へ情報発信を行うソーシャルメディアだけでなく、「mixi」「GREE」「モバゲータウン」の3つのSNS、さらに「Facebook」、動画共有サイト「YouTube」「ニコニコ動画」といったメディアも含め、日本における代表的なソーシャルメディアサービス8つについて、それぞれ公式アカウントや公式チャンネル、公式アプリなどの活用状況について独自の調査を行い、それぞれの登録利用者数や動画の再生回数などを指数化することで、複数のソーシャルメディアを積極的に活用している企業50社のリストを抽出した。対象企業は、日本顧客を対象に事業を営む大企業約300社。
それによると、日本国内におけるソーシャルメディアの積極活用を行っている企業のトップ10は、1位が「日本コカ・コーラ」、2位が「サントリー」、3位が「セガ」になった。トップ50企業における各ソーシャルメディアのサービス別の利用率では、Twitterは、50社のうち48社となる96%が何らかの形で1つ以上アカウントを開設しており、企業がもっとも利用しているサービスであることも分かった。複数のアカウントを開設している企業も多く、昨年一年で大きく企業利用が拡がりを見せていたことが確認できたといえる。次いでYouTube82%、ブログの54%となた。他サービスはmixi34%、GREE30%、Facebook24%、モバゲータウン16%、ニコニコ動画10%だった。
各ソーシャルメディアサービスのフォロワー数やファン数などの参加・登録者数を比較した場合、Twitterでは1位「モスバーガー(17万フォロワー)」、2位「ユニクロ(15万フォロワー)」であったことに対し、mixiやGREEにおいては20万以上の登録数がある企業関連アプリやアカウントが複数存在することが確認された。これに関しては、mixiやGREEでは企業のサービス利用が有料であるため、それに見合う誘導コスト等をかけた大規模な企画になっていることが影響していると考えられる。
なおAMNでは同日に「ソーシャルメディアサミット2011」を開催、約500名が参加しており、各企業ともにSNS活用への関心の高さを感じることができるイベントだったとコメントしている。
《冨岡晶》
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