【MWC 2011(Vol.26)】「端末の話はしない。Twitterを水のような存在へ」……Twitter CEOキーノートスピーチ
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「今週は様々な新端末が発表されることになるだろうが、我々は今回そのような話はしない」。講演の冒頭にこう述べたCostolo氏は「ツイッターのゴールは、可能な限りシンプルで使いやすいサービスにすることだ」と続けた。Costolo氏は、ツイッターのつぶやきの40%がモバイル端末からであることや、アクティブユーザーの50%が複数のプラットフォームからアクセスしている点を述べたうえで、現状iPhoneやAndroid端末など異なるプラットフォームごとに使い勝手の異なるUIの存在を問題であるとした。「多くの新端末にはツイッター機能が搭載されているが、さらに深くプラットフォームと統合される必要がある。例えば端末で写真を撮影したら、それをつぶやくために、アプリケーションを変えるようなことがあってはならない」。
このようにシンプルで使い勝手の良いUIをCostolo氏は、当たり前のように存在し生活に欠かせない「水のようなもの」と表現した。
さらにスピーチの中でCostolo氏は、「Twitter Translation Center」を発表。ツイッターは現状英語やフランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語の表示に対応しているが、「Twitter Translation Center」では、既存言語の翻訳のアップデートや新言語の翻訳を、任意のユーザーが進めるクラウドベースの試み。今後新たにインドネシア語、ロシア語、トルコ語へも対応する予定だといい、今年中にはポルトガル語への対応も予定している。ツイッターでは2009年10月より、サービスのローカライズの際、有志のユーザーが翻訳に参加しており、今回はさらにそれをシステム化した形となる。
《RBB TODAY》
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