「Google One Pass」は、同社の電子決済サービス「Google Checkout」を出版社などのコンテンツ提供者向けに応用したもの。現在のところは雑誌・新聞のみに限られているが、今後はほかのタイプのコンテンツにも適用するとしている。なお、Google側の徴収手数料については明らかにしていない。
ユーザーはPC、スマートフォン、タブレットなどさまざまなデバイスからサービスを受けることができ、サインインはメールアドレスとパスワード入力で完了。価格設定や期間は、提供者側が自由に設定可能。ビジネスモデルの例として、定期購読、一日単位、従量制、記事単位、パッケージ記事などを挙げた。既に、独のAxel Springer AG、Focus Online、Stern.deなどが導入したという。
前日、米アップルによる App Storeからの定期購読サービスが発表されたばかり。アップルのサービスでは、アプリ外での定額課金サービスを認めているものの、並行してApp Storeでサービスを受ける場合は価格設定を同じ(もしくは低額)に義務付ける内容となっている。