カカクコム、総務省統計局・日本銀行の物価指数調査に対しデータ提供を開始

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2011.2.21（月）14:15

　カカクコムは21日、総務省統計局が実施する消費者物価指数に関わる調査・研究、および日本銀行が実施する企業物価指数の改定に関わる調査研究に対し、「価格.com」の各種データを提供したことを公表した。

　カカクコムが提供したデータは、価格比較・購買支援サイト「価格.com」に掲載されている製品群の「最安価格」「平均価格」「閲覧数」「入札店舗数」など。「価格.com」は、パソコンや家電、ブロードバンドや携帯料金などの通信費、フード・ドリンクやインテリア、コスメなど多様なジャンルの商品やサービスの価格情報・商品情報・クチコミ情報などを集約・提供しているサイトだ。

　同社では以前より、大学などの研究のためにデータ提供を行ってきたが、今回はじめて、総務省および日銀の公的統計へのデータ提供を行ったとのこと。昨年9月に日銀より、10月に総務省より要請を受けたという。同社では、インターネットの情報が、消費者の購買行動に影響を及ぼしている昨今の実態を踏まえ、引き続き公的統計に、データ提供協力を行いたいとしている。

《冨岡晶》