Facebookを狙った不正プログラムが急増中……トレンドマイクロが注意喚起
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
PC遠隔操作ウィルス、ボットのこれまでと最新動向まとめ(前編)
-
Android OSを標的としたボット型ウィルスを確認、主な感染経路はアプリダウンロード時

同社によれば、フェースブックのユーザー数が増加するにつれ、フィッシングだけでなく、不正プログラムを使用した巧妙な攻撃も登場しているという。その代表的な例として、感染した端末からメッセージを自動送信する「WORM_KOOBFACE」があげられている。「WORM_KOOBFACE」は数多くの亜種が確認されているものの、主な経路は、感染したユーザーからのメッセージに記載されたURLをクリックすると、動画再生用のプログラムに偽装した不正プログラムのインストールを促されるというもの。メッセージの送信主は、フェースブック上で友人登録された実名ユーザーであるため、友人からのメッセージだと勘違いし、URLを開いてしまうケースがあるようだ。
感染した端末から自動送信されたメッセージには、「My Home Video」や「あなたがビデオに出ていますよ!」といったメッセージとともに、YouTubeなどを装ったURLが記載されている。URLをクリックすると、YouTubeに偽装したサイトに誘導され、「この動画の再生にはプログラムをインストールする必要があります」という旨のメッセージが表示される。
インストールされた不正プログラムは、侵入したPCのCookieを参照し、SNSのアクセス情報を入手。さらにC&Cサーバへアクセスし、遠隔操作による個人情報や金銭の詐取を図る。
またそのほかにも、フェースブックを模したフィッシングサイトやスパムメールが数多く確認されているといい、同社は注意を呼び掛けている。2011年2月時点で、日本語のスパムメールやフィッシングサイトは確認されていないものの、フェースブックの利用者数の増加から、日本語版の登場も時間の問題であるとしている。
《RBB TODAY》
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
PC遠隔操作ウィルス、ボットのこれまでと最新動向まとめ(前編)
ブロードバンド -
Android OSを標的としたボット型ウィルスを確認、主な感染経路はアプリダウンロード時
ブロードバンド -
マカフィー、2010年のウィルス検知ランキング
ブロードバンド -
バッファロー、「ポータブルWi-Fi」で一部製品にウィルス混入
IT・デジタル -
iPhoneの脆弱性を利用したウィルス!電話の高額請求や犯罪利用の危険も
ブロードバンド -
美しいクラシック音楽が楽しめるドラマ「ベートーベン・ウィルス」
エンタメ -
「Yahoo!占い」内サイトが改ざん!Gumblar亜種感染の可能性
エンタープライズ -
クリエイティブ、「Sound Blaster X-Fi Go!」にウィルス混入の可能性——回収と対処方法を開始
IT・デジタル -
ネットの危険を動画やシミュレーターで学ぶ〜セキュリティ特集2009秋
エンタメ -
「脆弱性、解消されてる?」Downadup.Bも出現、1月のウィルス活動状況 〜 IPA調べ
エンタープライズ