富士通、関東学院大学の学内全サーバを仮想化で統合
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関東学院大学では、PC教室やe-Learningなどの教育研究用システム、学務、入試、就職、人事給与、学納金などの事務システム、図書館システムの大きく3つに分類できるシステムがあるが、各部門がサーバとアプリケーションを個別に管理・運営していた。「OliveNet仮想基幹サーバ」は、富士通のブレードサーバ「PRIMERGY(プライマジー)BX920」30台とラックマウントサーバ「PRIMERGY RX300」4台、仮想化ソフトウェア「VMware vSphere4」などで仮想化環境を構築しており、全サーバ53台を34台に統合した。サーバの2重化、また建屋間冗長化構成によりディザスタリカバリも実現し、安全性も強化されているという。
さらに、本システムの構築と同時に、事務職員用のパソコン刷新のため、液晶一体型デスクトップPC「ESPRIMO K550/A」を550台導入し、設置スペースの削減およびPC性能の改善による業務効率向上を図った。今回のサーバ統合による省エネ効果は、同時に刷新した富士通の液晶一体型デスクトップPCと合わせ、導入後4年間で最大474トンのCO2削減(杉の木33,856本分)、電力料金1,335万円のコスト削減となる見込み。関東学院大学は、各システムの導入・運用管理費用を明確化し、さらなる学院の経費削減に貢献するために、今後4年間で、本システムをベースとした学内プライベートクラウド化の方針を検討する予定。
《冨岡晶》
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