2010年は15秒ごとに新種マルウェアが発生、1年で200万種を突破……G Data調べ
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      同レポートによると、2010年下半期の新種マルウェアの発生数は、107万6236件。上半期とあわせると、計209万3444件となった。これは、1日あたりで考えると、平均で5,849件の出現となり、15秒ごとに新たなマルウェアの攻撃があったことを意味するという。ただし月別でみた場合、上昇度合いは落ちており、2010年2月、3月、5月は、昨年比でかなり多くなったものの、下半期には、8月、11月、12月が若干多いとしても16パーセント増程度だった。上半期との比較においては6パーセント程度の増加にとどまった。
プログラム種別では、トロイの木馬が41.6%で最大。また、ダウンローダー/ドロッパー、バックドア、スパイウェアなどトロイの木馬型を機能で細分化したカテゴリとトロイの木馬を合計すると、90パーセントを占めている。
カテゴリー分類で見ると、最も増加率が高かったのは、アドウェアで、上半期よりも66パーセント増となった。アドウェアは、2010年上半期に一度大きく後退したあと、下半期になって再び増加に転じ、6番目に多いカテゴリーとなっている。またオンラインゲームに関するマルウェアは減少し、その代わり、偽ウイルス対策ソフトや偽システムツールなどの、ソフトウェアを偽装したマルウェアが急増した。
なお2011年1月も、1か月間で新種マルウェア21万5787件が出現しており、このままゆくと、1年間で200万~250万件程度の出現tなる可能性があるとのこと。
また同レポートでは、動向予測および注意すべき出来事として、Javaを使った攻撃、ウィキリークスなどのネット活動家による情報開示(ハクティビズム)、スタクスネットのように産業機器を狙うサイバー攻撃・テロについて、特に注意を呼びかけた。
《冨岡晶》
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