【OLデジモノ日記（Androidアプリ・前編）】ブルブルとペタペタが戦うOLの強い味方

はっ！また寝過ごしてしまった……私の降りる駅は三鷹。なのに気が付くと8駅先の日野。なぜか終点じゃなく、日野で目が覚めるんですよね。夜中にビジネスホテルを探したこともあります。もちろん朝の出勤でも爆睡してるので油断なりません。
月に2回ぐらい、電車通勤でこんなことを繰り返している三十路OLの齋藤です。
31歳、企画職、彼氏ナシ。
よく電車のなかで大口開けて爆睡してるおじさんがいるけど、自分もああなっているのかと思うと、とても怖い。
はああ。寝過ごし対策、本気で何とか考えねば……。

●爆睡してるあなたにブルブルでお知らせ

今回試してみたのが、「ネスゴサーヌ」というAndroidアプリ。戦うOLの強い味方です。
実は、このアプリを見つけたのは、「アプリコ（appliko）」というAndroidアプリのポータルサイトです。
私のようなスマホビギナーだと、Androidマーケットは、検索のコツを知らないと目当てのアプリまで辿りつくのがちと辛い。女子向けというか目線低めというか、そんなサイトがないのかしら？と思ってググッて見つけました。ページには「今日のアプリ娘　Appgirl」のカワイイ女子写真が掲載されてたり、「女子流Android活用法」とか、“女子目線の生活密着型”特集もありました。

このサイトで「寝過ごし」と入力して検索をかけてみたところ見つけたのが「ネスゴサーヌ」っていう分かりやすーいネーミングのアプリでした。スタッフのレビューは結構ていねいに書いてあって、説明が女子向けにかみ砕いてあるのがウレシイ。ムダに横文字の専門用語が並んでると、女子は引いちゃいますからねー。
「ネスゴサーヌ」はGPSとバイブ、マップが連動した電動目覚まし。どういう仕組みかというと、出発地と目的地を入力しておけば、目的地に近づいた時点でスマホがブルブル震えて起こしてくれるというもの。この説明を読んでソッコーでインストールしました。

使い方も簡単で「イツモノミチセッテイ」メニューをタップすると、自宅最寄りと目的地を設定できます。
私の場合、自宅の最寄り駅が三鷹駅、会社の最寄り駅が新宿駅。自宅最寄りと目的地は、「セッテイ」をタップすると、自動的にマップが立ち上がり、マップを指でスライドしながら直感的に行きたいところを設定できます。
あとは、自宅を出るときに「デカケル」→「イツモノトコロ」をタップすれば、新宿駅が近くなるとブルブル。帰りは「カエル」をタップすれば、三鷹駅近くでブルブル。

昨日も仕事が終わったのが夜中の12時近くで、相も変わらず電車のなかで爆睡してたのにブルブルで目が覚めました！　あと面白いなと思ったのが、Twitterとも連携しているところ。バイブに加えてTwitter通知も可能で、テキストでもお知らせしてくれます。ただ、このアプリはGPSを使うので、地下鉄の駅は弱い場合があるみたい。そこは要注意かも。

●付箋感覚でメモメモ

気に入ったアプリは他にもあります。
「アプリコ」のアプリ検索にはズバリ“仕事効率化”というカテゴリーがあります。そこで発見したのが「お知らせ便利メモ」。
これもサクっと入れました。なぜなら、普段から液晶周りにベタベタとフセンを貼って、しまいには何を優先すべきか分からなくなっているから……。

「お知らせ便利メモ」は、PCのフリーソフトでよくあるTo Do（やること）メモのスマホ版。コルクボードにフセンを貼る感覚で、デジタルメモをペタペタ貼っていけます。
メモはタップするだけで書き込みオーケーで、とりあえず日々のこまごましたことをビシバシ書き込めます。地図（場所）と日時にひもづいたアラーム設定ができます。アラームが鳴ることでうっかり忘れた「やること」に気づかされる仕組み。しかも、アラームと一緒にリマインダーをメール送信してくれる機能もあります。
私流解釈で言うなら「ネスゴサーヌ」のメモ版といったところでしょうか。

しかしなぁ、寝過ごし、物忘れ……。助けてくれるのが彼氏ではなく、スマホとは複雑だ。

次回は、仕事以外でも使える便利なアプリを紹介します。ほっと癒されるおすすめアプリもありますよ。