筆者は第3グループで15時20分から停電予定だったが、実際に停電になったのは15時50分。昨日と同様信号も止まり、自動販売機はもちろん、コインパーキングの機能も止まった。公民館の自動ドアは「手動で開けて下さい」との貼り紙があり、中には数人の人がいた。コンビニ店内は暗かったものの自動ドアを開放しており、営業は続けらていた。明るいうちは車も多く、信号が消えている横断歩道を走って渡る人の姿を多く見かけた。
変化が現れたのは17時頃だ。隣の番地(町)にいくと、電気が回復し、信号も機能している。「今日は停電にならなくて良かった」という通行人の声が聞こえたたため、もしかしたら同じグループでも停電にならない地域があったのかもしれない。しかし、少し歩くと、また停電の地域に入る。道を隔てたあちら側とこちら側で、停電しているところとしていないところが存在するという状態だ。結局筆者の地域が回復したのは18時30分ごろで、約2時間半の停電だった。
このことから分かるのは、市内の同じグループでも実施予定時間内で停電時間が地域によって異なり、実施の有無も異なる可能性があるということだ。したがって、駅を降りて明るいから大丈夫と思っていても、自宅の周りは停電中という場合もあるだろう。逆に自宅の停電が回復しても、スーパーは停電中だったりということもあり安心できない。停電が回復しても(あるいははじまらなくても)、停電実施が終了したと早合点するのは危険だ。なお、夕方から夜に実施予定となっている場合は十分に注意していただきたい。