セ・リーグが予定通り25日に開幕、古田敦也氏がブログで「大反対」
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セ・リーグの決定に対して、かつて日本プロ野球選手会会長を務めた元ヤクルトの古田敦也氏がブログで「大反対」とつづっている。古田氏は「国難とまで言われている大震災が起きています。多くの方が犠牲になりました。まだ多くの場所で救助を待っている方がいて多くの方が寒い避難所で過ごされています。そして多くの人々が何とか助ける方法はないかと全力で戦っています。選手達も延期したほうがいいと発信しています。そんな中での発表に驚いています」とコメント。そして、「確かにプロ野球には人々に元気や勇気を与えることができるでしょう。ただ、今はそんな段階にない。事態がある程度落ち着いてみんなで復興を目指す段階になってからでいいと思う」と提言している。ナイトゲームが開催されるということに対しても「電力が足りないために止む無く停電になっています。不便があってもみんなで協力しようとなっています。そんな中東京ドーム、神宮球場でたくさん照明を使うナイトゲームで開幕です。本気ですか?」と呆れた様子をみせている。
日本プロ野球選手会会長の阪神・新井貴浩は、現段階ではストライキに対しては消極的な考えだと報じられている。なお、パ・リーグは被災地に本拠地を置く楽天のことなどを考慮し、4月12日に開幕を延期するとしている。
《織本幸介》
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