【地震】原発事故、もっとも深刻な「レベル7」評価の検討へ
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これを受け、経済産業省の原子力安全・保安院が、「原子力事故国際評価尺度」(International nuclear and radiological event scale、INES)に基づき、今回の事故を最悪の「レベル7」に引き上げる可能性が高く、12日、原子力安全委員会とともに記者会見を行うとしている。
レベル7の評価は、1986年に旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発事故と同等。INESは、原発の事故の深刻さを、レベル0~7までの8段階で評価するものとなっている。現在、福島第1原発の事故は、暫定的にレベル5(広範囲に影響のある事故)評価となっているため、レベル6(深刻な事故)を超えてレベル7(大事故)に認定されることとなる。なおIAEA(国際原子力機関)では、INESについて、その概要解説や判定マニュアルなどの文書(英文)をPDFで公開している。
・原子力安全委員会
http://www.nsc.go.jp/
・原子力安全・保安院
http://www.nisa.meti.go.jp/
・INESによる原子力事故の国際評価尺度(0~7)の解説(英文)
http://www.iaea.org/Publications/Factsheets/English/ines.pdf
・原子力保安院による報道資料
http://atmc.jp/press/
《冨岡晶》
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