原子力安全・保安院は13日、東日本大震災により発生した津波の高さの推測値を発表した。正確な記録は、潮位計や波高計が地震や津波により損傷したため計測できていないが、発電所内の津波の痕跡から推定された。 今回の津波の高さは、福島第一原子力発電所で14~15m、浸水域はほぼ全域。福島第二原子力発電所の敷地東側で6.5~7m、敷地南側で14~15mで、浸水域は第1号機と第2号機の主要建屋周辺、第3号機の主要建屋南側に及んだという。