ユーミンが“参加型”チャリティーソングを制作「千羽鶴のようにうたで形に」
エンタメ
音楽
注目記事

「東日本大震災チャリティー企画 ユーミン×SONGS 『春よ、来い』プロジェクト」では、松任谷が1994年にリリースした「春よ、来い」を新たにレコーディングし、同曲のコーラスパート参加者をウェブ上で募集する。特設サイトでは、松任谷が夫・正隆氏とともに歌唱アドバイスをする動画や、コーラスパートの範奏を収録したmp3ファイルを公開するほか、同プロジェクトに賛同した女優・安田成美、木村佳乃、タレントのベッキー、お笑い芸人・サンドウィッチマンなどがコーラスパートを歌唱する動画を公開している。応募は特設サイトから。コーラスパートを歌っている姿を動画で撮影し、特設サイトの投稿フォームにアップロードする。
募集は継続して行われ、数百人集まった段階で参加者の歌声を組み合わせたコーラスパートが随時制作されるという。5月18日に第1弾が公開される予定で、来春には参加者全員の声を収録した完成版がインターネット上で配信される予定。売り上げはNHKを通じて「中央共同募金会」に託され、東日本大震災の被災者へ全額寄付される。
松任谷は「祈ることしかできなくても、それは見えなくても、かならず力を持ちます。それを千羽鶴のようにうたで形にしたいのです。離れた人々のもとへ飛んでゆく。自分自身と大切な誰かの未来をのせて」と直筆でメッセージをおくっている。
《織本幸介》
特集
この記事の写真
/