日立情報、コンテナ型データセンターのラインアップを強化……コンパクトな3モデルを追加
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クラウドコンピューティングの急速な普及、災害対策・計画停電対応などのため、遠隔地でのシステムバックアップやデータセンターの利用を検討する企業が急速に増えている。コンテナDCは屋外に設置できることからデータセンター機能の移設、増設、撤去が容易で、消費電力の削減にも寄与するとされている。
日立情報が提供していた、StandardタイプのコンテナDCは、最大80台の物理サーバ(20台/ラック×4ラック)を収納可能だったが、少数のサーバしか利用していないユーザーにとっては過剰スペックとなっており、より安価かつ柔軟に導入したいというニーズが寄せられていたという。このような背景から、従来の「Standard」モデルに加え、40台収納可能な「Smallモデル」、20台収納可能な「Miniature」モデル、4台収納可能な「micro」モデルの3種類をラインアップに追加した。「micro」モデルは、他の3モデル内への増設が可能になっており、ユーザーニーズに応じた提供・増設が可能となっている。独自設計による専用コンテナを利用しており、屋外への設置も可能(日本の建築基準法、消防法をクリア済み。「micro」モデルのみ他の3モデル内への設置など、屋内設置用となっている)。ITILに準拠した独自開発のシステムで遠隔運用監視サービスを実施、自動化運用にも対応する。価格は個別見積。
《冨岡晶》
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