シャープ、電子コンテンツ制作ソフト「XMDFビルダー」を出版社などへ無償提供
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無償提供されるソフトウェアは、「XMDFビルダー」「Hybridコンバータ」「確認用PCビューア」の3本となる。「XMDFビルダー」では、マルチレイアウト型の「XMDF3.0」と、従来からの「XMDF2.0」のコンテンツ制作に対応。「Hybridコンバータ」は、イメージ型(全ページ画像のコンテンツ)、ハイブリッド型(イメージとテキストの混在形式)のコンテンツを制作できる。「確認用PCビューア」では、作成した電子コンテンツのプレビューを確認できる。作成した電子コンテンツは、電子ブックストアサービス「TSUTAYA GALAPAGOS」や他社による電子書店サービスでの販売が可能。対応OSは、「Windows Xp(32bit版)」「Windows Vista(32bit版)」「Windows 7(32bit版、64bit版)」となる。
「XMDF」は2001年に同社が開発した独自の電子書籍フォーマット。同ソフトウェアの無償提供により、「TSUTAYA GALAPAGOS」へ向けたコンテンツ制作の普及を進めていく考え。ただしシャープ ネットワークサービス事業推進本部 商品企画チーフ 松本融氏は、13日に開催された「FINETECH JAPAN 2011」にて、「XMDFによるコンテンツ制作の普及を進めているがそれだけでは広まらない。テキストやPDF、ドットブック、ePUBなど他のフォーマットに対応したコンテンツも今後展開していく」と述べている。
《RBB TODAY》
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